ぼくのかぞく 年少版こどものとも89号

「ひとつめのへやに おとうさんとおかあさん」「ふたつめのへやには おじいさんとおばあさん」…おにいさんとおねえさん、犬と猫、そしてぼく。みんなあわせてひとつの家に住む家族です。小さな男の子が家族一人一人を紹介する、ただそれだけのシンプルな絵本ですが、挿絵を担当したズマトリーコバーの洗練された力強いタッチとあいまって、不思議な楽しさと魅力が生まれます。子どもにとって生まれた家は世界。その小さな世界を大切にする心がこちらにも伝わってくるかのようです。ページをめくりながら、1-2歳の子とともに、自分の家をゆっくり見回すのも楽しいかも。千野栄一による平易な訳も美しい。

ところで蛇足なのですが、最終ページに描かれた家族全員の背丈を見ると、「おにいさんおねえさん」と訳されているきょうだいは実は「弟と妹」なのでは?と勝手に思っています。原文がわからないのでなんとも言えませんが…。

*折り込みふろく「絵本のたのしみ」つき。訳者:千野栄一による解説が貴重です。
*本作はのちに単行本化されていますが、現在はそちらも品切です。
*特に目立つ難はありませんが、経年相応のくたびれ・くすみ等はご了承ください。


作:ドゥシャン・ロール
絵:ヘレナ・ズマトリーコバー
発行:福音館書店
1984年初版
200mm x 210mm / 24p
ソフトカバー


販売価格 1,800円(内税)
購入数

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