子どもたちの遊ぶ公園にやってきた見知らぬ男の子。ちょっと遊びかたが変だけど、妙にすばしっこくて面白い子。あれ、でもあの子って…?子どもたちのなんでもない一日に起きた不思議な出来事。山からきた友達とはだれでしょう。大きなことは起こらずに、淡々と不思議を描いた優しい絵本です。一人だけ知らない子がまざるという、座敷童的なおはなしは楽しいですね。鈴木義治の暖かく懐かしい挿絵も魅力です。
*角に若干のツブレあり。背に小さなシミあり。それ以外は経年相応の状態です。
著者:秋原秀夫
絵:鈴木義治
発行:金の星社
1976年(初版かどうかは不明)
207mm × 282mm / 24p
ハードカバー