串田孫一らしい、柔らかな日差しと静かなメランコリーとが同居したような随想集。人、自然、様々な事物、そして猫。著者を取り巻く小さな宇宙をこの美しい一冊に込めて。60年代、東都書房のエッセンスが包み込まれた簡素ながら優美な造本が素晴らしい。装画には岩佐清。下記の状態をよくお読みの上ご購入ください。
*函下部にひしゃげあり。本体表紙には固めの紙が使用されているため、経年劣化とともに角が一部欠けている箇所があります(3番目の写真をご覧ください)綴じもゆるめになりつつありますので、お取り扱いにはご注意ください。本文を丁寧に読むには問題ない状態かと思います。できるだけきれいにしてお届けします。
著者:串田孫一
装丁:岩佐清
出版社:東都書房
発行年:1963年初版
120mm x 183mm / 230ページ
ハードカバー、函