恐竜への想い、尽きせぬ憧れ、決して見ることのできない夢、でもいつか?もしかしたら奇跡が…。ブラッドベリの恐竜への愛が結晶した美しい作品集。彼の作品の中で恐竜をモチーフとしたものが6篇集められ、それぞれにメビウスほか6人の描き手によるイラストレーションがつけられています。名作「霧笛」をはじめ、郷愁とどこか哀愁をおびた粒ぞろいの作品たち。遠い日の夢、あるいは遥かな未来への希望。東逸子による夢見るような優しい表紙も魅力。
著者:レイ・ブラッドベリ
訳:伊藤典夫
絵:メビウス、ウィースナー、スタウトほか
発行:新潮社(新潮文庫)
1984年初版
110mm × 150mm /