小さなみきおが作った大きな雪の怪獣「ゆきごん」。みきおはゆきごんと楽しく遊ぶはずだったのに...。少年に命を吹き込まれた雪怪獣の心の風景の描写に惹かれる読者は多いでしょう。寂しさと愛らしさの同居する冬の物語。いわさきちひろのセピア色の挿絵が情感豊かに広がります。長く愛された作品ですが、現在は品切れ。
*DJなし。本文はきれいですが、裏表紙下部に選定図書のシールとうさぎのシールが貼られています。事前にご了承ください。
作:長崎源之助
絵:岩崎ちひろ
発行:新日本出版社
発行年:1991年59刷
212mm x 248mm
32P