E・ケストナーの人生処方箋

「たいがいの人間の生活が / 教え 思い知らせること − / 何でもない あいているドアにぶつかって / 頭を怪我することもある」(辛抱が肝腎)

ケストナーが詩人としてのアイロニーやウィットをそっとしのばせた静かな詩集。時にユーモアを、時に深刻さを混じえながら語る人生の処方箋が67篇。「年齢がかなしくなったとき」「秋になったとき」「子どもを見たとき」など、シーンに応じてどの詩を読んだらよいかという親切な指示もしっかり書かれて安心。美女も、医者も、若者も、掃除婦も、皆それぞれの人生を。この版は真鍋博の装丁に加えカットもふんだんに使われており、ケストナーの世界に実によくにあう。それも大きな魅力です。

*続編も刊行されましたが、本書は正編です。
*特に目立つ難はなく、古書としてごく普通の状態です。
*帯つき。

著者:E・ケストナー
訳:飯吉光夫
出版社:思潮社
発行年:1985年
145mm x 210mm / 203P
ソフトカバーー


販売価格 1,500円(内税)
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