死んだ少女 ヒクメット詩集

「扉を開けて 叩くのはわたし…」

トルコの詩人ナジム・ヒクメット詩集。死んだ「わたし」は、広島の記憶、戦争の哀しみ、平和への希求…一人の少女の視点でもって様々なものを包含し様々なものを映し出す。この切なく尊い作を表題作として、「雲が人間を殺さないように」「日本の漁夫」など31篇の詩が紹介されています。共産党員であり運動家としても繰り返し投獄を経験したこの稀有な詩人の魂。こちらは1958年刊行の初版に数作を加えた増補版となります。

*ダストジャケット上下に黒ずみアリ。ほか、経年によるシミくすみ等みられますが、本文を読む分には問題ありません。印刷が若干ずれているページもありますが、ご了承のうえお求めくださいませ。


著者:ナジム・ヒクメット
翻訳:峯俊夫
発行:国文社
装丁:蛭間重夫
1964年増補版初版
132mm x 190mm / 287P
ハードカバー


販売価格 2,000円(内税)
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