物のうた まど・みちお詩集

「ここにおさめました貧しい詩たちは、私にとっては書かずにおられなかったものです。けれどもほかの人に、わざわざ読んでもらうほどの値うちがあるのかどうか、私には自信がありません」…

詩人 まど・みちおが周囲のモノを優しく見つめ、その心をすくいとり、言葉にした一冊。はさみやかがみなどの、本当の「物」だけでなく、「お宮の石だん」や「タイルのかべ」「橋」など、私たちが景色として通り過ぎてしまうようなものにも、ここでは命が与えられています。ひととき人間という容れ物を離れ、魂なきはずの物々の声を聞く。この詩人ならではの眼差しがあたかかい、不思議な詩集です。モノクロの写真がそれぞれ添えられた構成も、素朴さと洗練があいまって美しい。銀河社から出されていた「まど・みちお詩集 全6巻」のうちの一冊です。

おおいばりで おおげさで おっかない にんげんにも こんなに かわいらしい のりものが あることを いいふらしたくて なりません…(「スリッパ」より)

*特に目立つ難はなく、古書として標準的な状態です。


著者:まど・みちお
写真:はたまそお、森田一朗
発行:銀河社
1979年5刷
154mm x 216mm / 66P


販売価格 2,000円(内税)
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