ちいさな新米の天使。神様からはじめておつかいを頼まれて嬉しくて嬉しくて、目的地に行くまでにちょっとだけ寄り道しちゃって...。杉田豊の穏やかで愛らしい絵とささやかなストーリー。南の島の明るさ、天使の飛ぶ夜空の美しさ、秋の町のあたたかさ。鮮やかながらにじむようなタッチの魅力。天使が眺めた地上がいつまでも平和でありますようにと、読者にも思いが伝わるような作品です。70年代の至光社ブッククラブの単行本版。
*見返しや本文に細かなシミがところどころみられます。本文を楽しむことを損なうほどではないと思いますが、事前にご了承くださいませ。それ以外は大きな難もなく経年相応と思われます。
著者:杉田豊
発行:至光社
発行年:おそらく1977〜78年(明確な年度記載なし)
250mm x 250mm
ソフトカバー
26P