ベッドでのむ牛乳入り珈琲

戦前の在仏銀行マンにして後年文筆家として活躍した瀧澤敬一。ベッドでのむ牛乳入り珈琲、つまりカフェ・オ・レについて語る表題作ほか、主に「暮しの手帖」に発表されたエッセイを多数収録。経済家による戦前戦後のフランス体験という枠組みの中で読めば発見も多く、それ以上に、日本人のフランスへの憧れを担う一人のインテリゲンチャとしての品格や矜持、時にくだけた様子なども読んでいて楽しい。時代、国、そして花森安治の装丁ということもあいまって興味深く魅力的な一冊です。

*紙のヤケ、シミ、背のゆがみなど経年によるくたびれが随所に見られますが、年数を考えますと古書としては標準的な状態かと思われます。
*前の見返し部分、薄紙に一部破れあり(本文には影響ありません)。
*冒頭、綴じがゆるくなっている箇所もありますので、お手元に届いたあとはお取り扱いにお気をつけください。


著者:瀧澤敬一
装丁:花森安治
発行:暮しの手帖社
1952年5版
126mm × 184mm / 270p
ソフトカバー


販売価格 2,000円(内税)
*店舗でも同時に販売しておりますので、入れ違いで売り切れとなる場合もございます。その際は迅速にご連絡いたしますので、どうぞご了承くださいませ。

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