ダンナさまマーケットに行く

戦前の在仏銀行マンにして後年文筆家として活躍した瀧澤敬一。戦後のパリにおける市場での買い物とそこからの考察、ビスケット礼賛、フランス人の結婚観など、独特の視点でえがかれたフランス・メモ。戦前戦後のヨーロッパ文化、日本との比較。どこから読んでも知性と好奇心あふれる作風。文人たちのフランスに関する随筆のたぐいが好きな方にも興味深い一冊。花森安治による装丁がそのエスプリをいっそう際立たせています。

*紙のヤケ、シミ、背のゆがみなど経年によるくたびれが随所に見られますが、年数を考えますと古書としては標準的な状態かと思われます。お手元に届いたあとはお取り扱いにお気をつけください。


著者:瀧澤敬一
装丁:花森安治
発行:暮しの手帖社
1959年初版
126mm × 184mm / 297p
ソフトカバー


販売価格 2,200円(内税)
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